なぜ電気代は下がらないのか
ここ数年、電気代やガス代の値上げが続いています。
その背景には、燃料価格の高騰や円安の影響、再生可能エネルギー普及に伴うコストなど、複数の要因が重なっています。
特に日本は、エネルギー資源の多くを海外からの輸入に頼っているため、世界情勢や為替の影響を受けやすい構造になっています。
そのため、「一時的に下がることはあっても、長期的には上がりやすい」と言われているのが現状です。
2026年以降も、「電気代が以前の水準に戻る」というよりは、「高い状態が当たり前になる」と考えておいた方が現実的かもしれません。

光熱費を左右する最大のポイントは“住まい”
電気代を抑えるために、
・省エネ家電に買い替える
・こまめに電気を消す
・設定温度を我慢する
といった工夫をされているご家庭も多いと思います。
もちろん、これらも大切な取り組みです。
しかし、実は光熱費に最も大きく影響するのは、家電よりも「住宅そのものの性能」です。
特に重要なのが、
・断熱性能
・気密性能
この2つです。
断熱性が低い家では、暖房で暖めた空気が窓や壁、床からどんどん逃げてしまいます。
その結果、「暖房をつけているのに寒い」「設定温度を上げないと快適にならない」といった状態になり、光熱費がかさみやすくなります。
高断熱の家は“少ないエネルギーで暖かい”
一方、断熱性・気密性の高い家では、一度暖めた室内の空気が逃げにくく、少ないエネルギーで快適な室温を保つことができます。
その結果、
・暖房の使用時間が短くなる
・設定温度を下げても快適に感じる
・部屋ごとの温度差が少なくなる
といったメリットが生まれます。
これは、単に電気代を抑えられるだけでなく、脱衣所や廊下の寒さを軽減し、ヒートショックのリスクを下げることにもつながります。
「建てるときの費用」より「住み続ける費用」
家づくりを考える際、どうしても建築費用に目が向きがちですが、実はもっと大切なのが「住んでからの費用」です。
光熱費は、毎月・毎年、必ずかかるランニングコストです。
10年、20年と積み重なると、その差は決して小さなものではありません。
断熱性能を高めた住まいは、初期費用が少し上がることもありますが、将来的な光熱費の負担を抑えやすく、結果として“トータルコストの安い家”になるケースも多くあります。
これからの家づくりで大切にしたい視点
これから家づくりやリフォームを考える際には、ぜひ、「この家は、将来どれくらい光熱費がかかるのか」という視点も大切にしてみてください。
間取りやデザインだけでなく、断熱・気密・窓の性能といった“見えにくい部分”こそが、日々の快適さと家計に大きく影響します。
弊社では、目先の流行や数字だけでなく、「何十年先まで安心して暮らせるか」を大切にした住まいづくりをご提案しています。
電気代の高騰が不安な方、冬の寒さや光熱費に悩まされない家を建てたい方は、ぜひ一度、建築のひら木までお気軽にご相談ください。

