資材高騰時代の家づくり

ナフサ危機とは何か?

今回の問題の中心にあるのが,みなさまもニュースなどでご存知の「ナフサ」という石油製品です。
ナフサは、プラスチックや断熱材、塗料などの原料となる非常に重要な素材で、住宅には欠かせないものです。
現在、中東情勢の緊迫化により、原油の輸送ルートであるホルムズ海峡の封鎖懸念が高まり、ナフサの供給が不安定になっています。
その結果、住宅に使われるさまざまな資材に影響が出ています。

住宅にどんな影響が出ているのか?

今回の特徴は、「ほぼすべての住宅に関わる材料」に影響している点です。
例えば…

●断熱材

●配管(給排水のパイプ)

●内装材(壁紙や床材)

●塗料や接着剤

●ユニットバスやトイレなどの設備

これらはすべて石油由来の製品であり、ナフサの価格上昇が直結します。
実際に、

・断熱材が約40%値上げ

・シンナーは約75%値上げ

・ユニットバスは受注停止

といった動きも出ており、現場レベルで影響が広がっています。

「ウッドショック」との違い

数年前には「ウッドショック」がありましたが、今回のナフサ危機はそれ以上に影響範囲が広いと言われています。
ウッドショックは主に「構造材(木材)」でしたが、今回は「家のほぼすべてに関係する材料」が対象です。
つまり、

・建築コストが上がる

・工期が遅れる

・設備が選べない可能性がある

といった複合的な影響が出ているのです。

これから家づくりを考える方へのポイント

では、このような状況の中で、どのように家づくりを進めればよいのでしょうか。
いくつか重要なポイントをお伝えします。

① 早めの意思決定が重要

資材不足や価格変動が激しい今は、「後で決める」がリスクになるケースもあります。
特に設備や仕様は、早めに確定しておくことで、

・価格の上昇リスクを抑える

・納期の遅れを防ぐ

ことにつながります。

② 代替提案を柔軟に受け入れる

特定の商品が入らない場合もあるため、

・同等性能の別商品

・仕様の変更

など、柔軟な対応が求められます。

③ トータルコストで考える

単純な価格比較ではなく、

・性能(断熱・耐久)

・将来の光熱費

・メンテナンス性

まで含めた「トータルコスト」で判断することが重要です。

今後の見通し

現時点では、この状況がいつまで続くかは不透明です。
ナフサ価格はすでに40%以上上昇しており、住宅価格への影響も避けられないと見られています。
また、供給制限や受注停止などの動きもあり、短期的には不安定な状況が続く可能性があります。
ただし、このような時期だからこそ、「正しい情報をもとに判断すること」が何より重要です。
建築のひら木でも最新の情報をもとに、お客様にとって最適なご提案ができるよう努めてまいります。

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ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)の略。

ネットゼロエネルギー住宅とは、建物の断熱化+機器の高効率化により、使用エネルギーを削減し、さらに、太陽光発電などの創エネルギーを用いることで、エネルギー収支がゼロになる住宅のこと。

建築のひら木のZEH普及実績と今後の目標

2030年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は100%
2025年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は100%
2024年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は100%
2023年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は100%
2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は84%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は100%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は100%

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