- お客様のご要望・お悩み
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一昨年の台風の時に、リビングの壁から雨漏りがして壁にカビが発生してしまった事を切っ掛けに、外壁修繕をさせていただきました。
完全に治ったことを1年間ご確認いただき、今回は内装工事のご依頼です。
まずは、そのリビングの壁の修繕と床のブカブカした状態を直したい、また冬は底冷えするのでそちらも何とかしたいとのご依頼からお話は始まりました。
また、キッチンの床も同様な症状に、床下が腐っていないか心配。また、フローリング表面の仕上材が部分的に剥がれてきている。冬はとても寒いのでそのあたりも改善出来たら良いなと思います。ついでにキッチンも古くなったので、取り替えたい。とのご相談でした。
- 建築のひら木からの解決策
現場調査の時、床を踏んでみて、下地の根太はしっかりしている踏み心地であったため、床下の下地は問題ないとの判断をしました。また、新築当時の多くの住宅は、根太の上に直にフローリングを貼ることが多かったため、床のしなりから徐々にしなりが大きくなり、フローリングがダメになってくる現象が非常に多い見受けられます。
まず、床を二重張りにすることで、床材のしなりを低減させることが出来るため耐久性が向上すること、また、床もはがすため床下に断熱材の施工が出来ます。今まで断熱材が入っていなかったので、底冷えする寒さに悩まれていたそうですが、その状態を低減することが出来ます。
私どもの提案には、必ず断熱の強化が入ります。昔の家は本当に寒い家が多く、少しでもその寒さを低減させて快適に過ごしていただきたいからです。
キッチンは、今まで使い勝手が悪かった吊戸棚を無くし、その分の収納力を引き出し式にすることで、収納力を補いました。吊戸棚が無くなったことで、部屋が広く感じるとのご感想でした。