窓の電動シャッターは必要?手動との違いや後付け方法についてご紹介

家の防犯や窓の保護に大きく役立つ窓シャッター。
開閉させる方法は電動と手動の2パターンに分けられます。
見た目にはあまり差のない両者ですが、その使い勝手は段違いです。
今回は窓シャッターについて、電動と手動のメリット・デメリットを解説します。
さらに電動を後付けする方法もお伝えするので、最後までお付き合いくださいね。

電動シャッターのメリット・デメリット

メリット

・とにかく開閉が楽!
・自動ロックで防犯性が高い
・開閉時に窓を開けなくてもよい
・開閉音が静か

室内からリモコンひとつで操作ができる電動シャッターは、とにかく開閉が楽です。
窓を開ける必要がないため、天候や気温を気にせず開閉できるのも嬉しいポイント。
背の高い掃き出し窓などはシャッターの開閉に苦労する場合が多く、特におすすめの導入箇所です。
また電動は自動ロック機能により外部からの開閉が大変むずかしいため、家の防犯性を高めてくれます。
一定の巻き上げで開閉音が静かなのも、時間帯を気にせず利用できる便利な点ですね。

デメリット

・コストがかかる
・モーターの寿命や故障のリスクがある
・停電時には手動で開閉や使用できない場合もある
・定期的なメンテナンスが必要

電動シャッターは手動に比べ設置費用や修理費用が高く、システム制御の機械を使用するため故障のリスクがある点がデメリットといえます。
また、商品によっては災害時に停電が起こったときに開閉ができない可能性があり、事前にシャッターの仕様をチェックしておくことが大切です。

手動シャッターのメリット・デメリット

メリット

・コストが安い
・故障の心配が少ない

手動シャッターのメリットはなんといってもコストが安いことです。電気機器を使用していないため故障の心配が少なく、初期費用だけでなくメンテナンス費用も抑えることが可能になるでしょう。

デメリット

・開閉に手間がかかる
・音がうるさい
・いちいち窓を開ける必要があり、雨風や虫などの異物が入る可能性がある

背の高い窓や大きな窓のシャッターの開閉は、手動の場合かなり手間取ることがあり、それが毎日の作業となれば大変な労働となるでしょう。
また、開閉時にガラガラと大きな音が鳴るためご近所への配慮が必要です。
真夏や真冬、荒天時や花粉の飛散時には窓を開けてのシャッター開閉がつらいと感じることもあるかもしれません。

電動シャッターは後付けできる?

「とりあえず手動シャッターを選んだものの、毎日の作業が大変でやはり電動化したい…」
「シャッターのない窓に電動シャッターを取り付けたい!」
そんな風に考えている方もいらっしゃるかもしれません。
結論から申し上げますと、既存の窓に電動シャッターを後付けすることは可能です。
手動シャッターを電動化するには、既存シャッターを丸ごと撤去し、新しい電動シャッターを取り付ける方法と、電動化キットを取り付ける方法があります。
また、既存シャッターがない場合は、該当のサッシをカバーする形で電動シャッターを取り付けるリフォーム型の商品が展開されています。
いずれも重量物の扱いや電気工事を必要とするため、工務店や住宅会社、リフォーム工事店へ相談することをおすすめします。

まとめ

窓シャッターは住宅オプションのなかでもあまり目立つことのない部分です。
しかし、電動シャッターの導入は非常に満足度が高く、「取り入れて良かった」と多くの意見が聞かれる部分でもあります。
だからといって、すべての窓に電動シャッターを取り入れるのはコスト面での負担が大きくなります。
まずは掃き出し窓や大きな窓を優先して導入を検討していきましょう。
建築のひら木では、快適なマイホームを実現するためにお客様とスタッフが「家づくり」を共同作業で進めています。
皆さまのマイホームに対する理想や思いをぜひお聞かせください。

 

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2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は100%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は100%

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