寒~い冬。省エネ住宅で暖かく健康的な生活を手に入れる!

寒さが身にしみる冬、家の中ではできる限り暖かく過ごしたいところです。
しかし今年は光熱費も異例の値上げが続いており、お財布の冷え込みも厳しい模様。
暖房で多くのエネルギーを消費し続けなくても暖かい「省エネ住宅」であれば、冬でも我慢しない快適くらしが実現します。
寒くて当然だと思っていた冬の過ごし方が一変するかもしれません!

家に関する冬の困りごととは?

日本では住宅の約4割が築30年を超え、断熱性能が低い家の割合が非常に多いのが現状です。
家の中でも冬は寒く、暖房を使い続けることによって暖かさを維持するということが常識になっています。
そのため冬特有の困りごととして、「光熱費が高くなる」、「部屋間の温度差が大きくなる」、「結露が生じる」、「洗濯物が乾きにくい」、といったことがあげられます。
特に部屋間の温度差については、ヒートショックを引き起こすなど命にかかわる深刻な問題の原因となっています。
また結露は、カビを発生させてアレルギーの原因となるだけでなく、家の構造材にダメージを与えることから、人と家の健康リスクを高める厄介な現象です。

省エネ住宅とは?

省エネ住宅(省エネルギー住宅)とは、冷暖房のエネルギー消費を抑えることのできる住宅です。
夏は外部からの熱を室内に侵入させないこと、冬は室内で生み出した熱を逃がさないことで、少ないエネルギーでも快適に過ごすことができるようになります。

省エネ住宅を実現する3つのポイント

省エネ住宅を実現するためには、ずばり「高気密」「高断熱」「日射遮蔽」の3つがポイントとなります。

高気密

住宅にスキマがあると、室内外で空気が出入りします。
この空気の移動にともなう熱の移動を少なくするためスキマを減らすのが気密対策です。
ただし、気密性能だけを強化すると室内の空気の汚染濃度が高まりやすくなるため、熱交換換気システムなどを採用して24時間換気することが欠かせません。
換気による熱損失を大幅に軽減しつつ必要な換気量を確保して、屋内外間の過剰な空気の移動を減らすことが重要になります。

高断熱

高断熱とは、壁、床、屋根、窓などの断熱性能を高め、住宅の内外の熱の移動を少なくした状態のことです。
冬は室内で暖められた熱が室外に移動し、夏は室外で暖められた熱が室内に移動します。
この移動をできるだけ減らすことにより、少ないエネルギーで効率よく暖冷房を行うことができるのです。

住宅の断熱性能は、「UA値」(外皮平均熱貫流率)で示されます。
住宅の外皮(床、壁、窓など外気と接している部位)から逃げる熱損失の合計を、外皮面積で割って求めることができます。
UA値が小さいほど省エネ性能が優れています。

日射遮蔽

夏場に室内の温度を上げる最も大きな要因が、外からの日射熱です。
そのため、夏は日射を遮蔽して室温の上昇を抑えることが、冷房に必要なエネルギーを削減する効果的な対策です。

住宅の日射遮蔽性能は、「ηAC(イータエーシー)値」(冷房期の平均日射熱取得率)で示します。
入射する日射量に対し、室内に侵入する日射量の割合を、外皮全体で平均した値をいいます。
数値が小さいほど省エネ性能が優れています。

まとめ

今回は寒い冬を快適に過ごすことができる省エネ住宅について紹介しました。
また、省エネ住宅の効果を最大限に発揮するためには、必要な仕様と材料を選ぶだけでなく、正しく施工されることが非常に大切です。
ひら木は、省エネ住宅にかかわるZEHビルダー/プランナーとして、最高評価の6つ星を獲得しております。
省エネ住宅を建てたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。

ZEHビルダー

建築のひら木はZEHの普及に努めています!

ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)の略。

ネットゼロエネルギー住宅とは、建物の断熱化+機器の高効率化により、使用エネルギーを削減し、さらに、太陽光発電などの創エネルギーを用いることで、エネルギー収支がゼロになる住宅のこと。

建築のひら木のZEH普及実績と今後の目標

2025年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は100%
2023年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は100%
2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は84%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は100%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は100%

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