ウォークインクローゼットは、言葉の通り「人が歩いて入ることのできる収納スペース」のことを指します。
一般的なクローゼットとは異なり、収納スペースの中に出入りできるため、楽に荷物を出し入れできるのが特徴です。
とはいえ、ある程度のスペースが必要ですので、実際にあった方がいいのか、どういう間取りだと使いやすくなるのかなど悩みますよね。
そこで今回は、ウォークインクローゼットを設けるメリットと最適な間取りのパターンについてご紹介します。
ウォークインクローゼットを設けるメリットとは？
メリット1：1か所で着替えを完了できる
シャツやパンツ、スカート、上着などの服から、靴やバッグ、小物までまとめて収納できます。
そのため、衣類はタンス、カバンは物入れを探すというように家の中をあちこち移動する手間が省けます。
また、中に鏡を設置しておけこくとで外出する前に身だしなみの確認もその場で済ませることができます。
メリット2：大きな荷物を出し入れしやすい
押し入れに大きなものや重たいものを収納すると、出し入れにかなりの労力を要することも。
無理な体勢になるになることで腰を痛めてしまうこともあるでしょう。
大きな荷物を持ったままでも中にそのまま入れるウォークインクローゼットであれば収納スペースだけでなく身動きできる余裕があるので、無理な姿勢でものの出し入れを行う必要がありません。
メリット3：衣替えの手間を省ける
収納スペースが広く確保できるので整理整頓がしやすく、オールシーズンの衣類や小物をまとめて収納しても煩雑になりません。
季節ごとに大掛かりな衣替えをする必要がないのは大きなメリットと言えるでしょう。
わが家に最適なウォークインクローゼットの間取りとは？
自分たちの生活スタイルや好み、暮らし方に合わせてウォークインクローゼットの間取りを工夫すれば、その空間を有効活用することができます。
寝室横に設置
ウォークインクローゼットは、寝室の横に設置するのが最も一般的。
寝室の横にウォークインクローゼットがあれば、朝の身支度がスムーズに。また、その中のスペースに余裕がなくても寝室で着替えることができ、融通の利く使い方ができます。
特にこだわりがない場合や設置場所に悩んでいる場合は、寝室横に設置すると「使いこなしきれない」ということは避けられます。
洗面所横に設置
着替えやすさという点では、洗面所の横にウォークインクローゼットを設置するのも良いでしょう。
洗面所は浴室やランドリーと隣接している場合が多いので、衣類の出し入れがスムーズにできるので便利です。
ベランダ・バルコニー横に設置
ウォークインクローゼットをベランダやバルコニーの近くに設置すると、洗濯物をとり込んだ後にすぐ収納できるので便利です。
大量の洗濯物や干した寝具なども遠くまで運ばずに済むので家事の負担も減らせます。
通常のウォークインクローゼット以外に、大容量かつ家族全員の衣類をひとまとめに収納できるファミリークローゼットや出入口を２つ設けたウォークスルークローゼットなどいろいろなタイプがあるので、ご家族に最適なものをじっくり検討することをおすすめします。
まとめ
今回は、ウォークインクローゼットを設けるメリットと最適な間取りのパターンについてご紹介しました。
ぜひ本記事を参考に納得のいく住まいを実現してくださいね。
家づくりをお考えで何かお困りの際は、ぜひお気軽にひら木までご相談ください。
